1月15日、福井市から大谷選手からのグローブが届きました。学校では、次の朝礼でお披露目イベントを計画していたのですが、児童の待ちわびる声を聞き、計画を変更して、とにかく見たり触れたりしてもらおうと校長室前に展示しました。
お披露目にあたり、給食時間の校内放送で、大谷選手の手紙を読んだ後、大谷選手のとても素敵でかっこいいところを紹介しました。野球の上手さはもちろんですが、小さいころから目標をたててコツコツ努力していることや、誰にでも丁寧にあいさつしたり小さなゴミであっても拾ったり礼儀正しく自然にできることなど、手本にしてもらいたいことを話しました。
その後の昼休み、校長室前は大賑わいでした。
来週から、全学級にグローブを巡回させた後、学級に貸し出す予定です。
6年生が、さまざまな職業の話を聞いたり体験したりして、働くことの素晴らしさや物づくり・サービス業の面白さについて学びました。講師は、福井商工会議所青年部の方々です。
児童は、「理学療法士(スポーツトレーナー)」「織物」「建築」「美容エステ」の4つの仕事グループに分かれて、話を伺いました。
「理学療法士」のグループでは、体の仕組みと効率よい動かし方について体験を通じて教えていただきました。「織物」のグループでは、いろんな国との商売の面白さや生地の違いについて話を聞いたり、民族衣装を着衣する経験をしたりしました。「建築」のグループでは、家の中にかくれている配管の話を聞いたり、部屋のデザインについて考えたりしました。「美容エステ」のグループでは、仕事を選んだ理由を聞いたり、ハンドマッサージを体験したりしました。
どの職業の方も、仕事を通して相手に喜んでもらうことをやりがいにしていると分かりました。
その後、それぞれの学級にもどって、学んだことを報告し合いました。将来の仕事に対する夢の幅が広がるといいです。
「理学療法士」グループです。
「織物」グループです。
「建築」グループです。
「美容エステ」グループです。
朝の活動の時間に、ふれあいタイムがありました。今回が6年生との最後の会になります。そこで、6年生を囲んで、グループごとに写真を撮りました。
その後で、6年生から次のリーダーとなる5年生へ、グループ番号を表示したうちわ(体育館集合の目印)と楽しいゲームを考えるヒントをまとめたファイルが引き継がれました。
6年生が最後に「今日で6年生が前に立って活動するふれあいタイムは最後になります。私たちが考えたゲームで楽しんでくれてありがとうございました。」とのあいさつを聞いて目頭が熱くなるとともに、教室がが少ししんみりとした雰囲気になりました。
逆に下級生から6年生へ感謝の思いは、6年生を送る会に向けて高まっていくのではないでしょうか。そんな予感がしたひとときでした。