卒業式の予行を行いました。来年度のことを考えて、5年生にも参加してもらいました。静まりかえった体育館で、6年生の入場とともに始まりました。証書の授与、校長式辞、来賓祝辞等粛々と進んでいきました。式辞や祝辞は、元担任の先生が話しました。それぞれ思い入れのある話で、6年生も神妙に耳をかたむけていました。
卒業生の歌は、伸びやかな声で、美しい合唱になっていました。そして、堂々と胸を張り退場しました。
短い練習時間だったのに、6年生は、動作・返事・態度を上手に仕上げてきました。
すばらしかったです。それでも、児童には「今は、100点満点をつけないでおきましょう」と伝えました。なぜなら、100点満点ではその先の成長がないからです。
「100点にならなかった理由を各自考えることで、一人一人の卒業式をさらに良いものにしよう」と呼びかけました。6年生からは「ハイ!」という力強い返事が返ってきました。
ちなみに、参加した5年生も姿勢正しく微動だにせず、まるで本当の式に臨んでいるような態度で式に参加していました。その自覚と姿を大いに認め、ほめました。
入場を見つめる5年生
6年生を送る会「かがやけ!112本の線路~イッツ 笑タイム~」が開かれました。この日のために5年生を中心に約1ヶ月にわたって準備してきました。
第1部「ふれあいタイム・ザ・ファイナル」では、ふれあいグループごとに教室に集まってゲームを行ったり、6年生に感謝の気持ちをつづったメッセージファイルをプレゼントしたりしました。
体育館に会場を移してからの第2部は、ショータイムのごとく、5年生のキレキレのダンスで開幕し、北陸新幹線「かがやき」に先導された6年生が、小旗を振りながらにこやかに入場しました。次に6年間の思い出がスライドで紹介され、会場全体が盛り上がりました。そして、6年生から5年生の代表者に、和田小の旗が引き継がれ、贈り物(雑巾とタッセル)が渡されました。その後、児童に拍手で見送られる中を、6年生は、幸せの妖精に導かれながら笑顔で退場しました。 笑いあり、しんみりありの心温まるすばらしい送る会となりました。企画運営してくれた5年生、準備・協力してくれた他の学年の皆さん、どうもありがとう。
第1部 6年生の入場です。
オープニング映像を見ながら、楽しい会の始まりです。
ゲームは、新聞ジャンケンをしました。
6年生に、メッセージファイルが贈られました。
6年生からみんなへの言葉がありました。
6年生が退場し、第1部が終わりました。
第2部 6年生の入場です。
6年生の先生も巻き込んでダンス!ダンス!ダンス!
思い出スライドのコーナーでは、昔をふり返りました。
和田小学校の旗の引き継ぎです。
幸せの妖精に導かれて、6年生が退場しました。
最後に5年生から、1~4年生へ送る会成功の感謝が述べられました。
全学年の児童がそろう最後の全校朝礼がありました。話のテーマは、今年度をふり返る、その名も「和田っ子検定」です。昨年度よりパワーアップして10問出題しました。検定ですから、10問できると1級、9問で2級…となることを知らせてから始めました。もちろん正解0問の児童が出ないように考えて…。
初めの「学年・学級に関する問題」では、各学年1年間の活動の中から出題しました。次の「学校全体に関する問題」は、「和田しぐさ」として取り組んでいる「二言あいさつ」や「まなざし」が、学校を訪れるいろんな人からほめられる話を織り交ぜながらの出題でした。その結果、ほとんどの児童が和田っ子検定3級までを取得していました。
最後に、一年間の学習や活動を通して身に付いたのは、学ぶ心と学ぶ力であるとして、児童の成長をたたえ、話を終わりました。