3月8日 今は、100点満点をつけないでおきましょう
卒業式の予行を行いました。来年度のことを考えて、5年生にも参加してもらいました。静まりかえった体育館で、6年生の入場とともに始まりました。証書の授与、校長式辞、来賓祝辞等粛々と進んでいきました。式辞や祝辞は、元担任の先生が話しました。それぞれ思い入れのある話で、6年生も神妙に耳をかたむけていました。
卒業生の歌は、伸びやかな声で、美しい合唱になっていました。そして、堂々と胸を張り退場しました。
短い練習時間だったのに、6年生は、動作・返事・態度を上手に仕上げてきました。
すばらしかったです。それでも、児童には「今は、100点満点をつけないでおきましょう」と伝えました。なぜなら、100点満点ではその先の成長がないからです。
「100点にならなかった理由を各自考えることで、一人一人の卒業式をさらに良いものにしよう」と呼びかけました。6年生からは「ハイ!」という力強い返事が返ってきました。
ちなみに、参加した5年生も姿勢正しく微動だにせず、まるで本当の式に臨んでいるような態度で式に参加していました。その自覚と姿を大いに認め、ほめました。
入場を見つめる5年生
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