3年生の発育測定の後に、養護教諭による「命のつながり」という保健指導がありました。まず、人の命は、大きさ0.1mmの受精卵に始まり、約10ヶ月(約40週)を経て、赤ちゃんとなって生まれてくることを教わりました。児童は、命のスタートが、針の穴の大きさと同じでsることに驚きを感じ、その後抱き上げた赤ちゃん人形(約3,000g)の重さに、自分もこうだったのか、感慨深げでした。
次に、赤ちゃんのとき、どんなお世話をしてもらったか、知っていることを発表しました。「名前、ご飯、ミルク、おむつ、抱っこ、散歩、お風呂、寝かしつける…」
そして、自分が誰から生まれたか、命の歴史をたどっていきました。ひいじいちゃん(曾祖父)・ひいばあちゃん(曾祖母)までたどっていくと、8人の命から生まれていることが分かりました。さらにたどれば、さらに多くの命…。この中の誰かの命が欠けたら、今の自分は生まれなかったことを知り、命のつながりの大切さを学びました。
最後に、次に命をつなげるためにも、自分の命や身体、人の命や身体を大切にしようというまとめになりました。
2限目に、各学級の授業の様子を見て回っていたときのことです。理科室では、4年生が、水が冷えて氷になるときの温度や体積の変化を実験で調べていました。
以前の単元で、水を冷やしたら体積は減るということを学習していた児童は、氷になっても体積は減るとの予想。ある児童は、水の体積自体は変わらないから、氷になっても変わらないと予想。また、体積が増えると予想した児童は、先日零下にまで冷え込んだ朝、水たまりの氷がいつもと違って盛り上がっていたのをみて思いついたそうです。
想像力を駆使して予想し、実験で確かめ、結果を知る。予想が当たっても当たっていなくても、体験を通して得たことは決して忘れることはないでしょう。
「水を冷やすと体積は減るのに、氷になると増えるのは、なぜ?」児童の好奇心や想像力は無限です。
講師を招いて、3年生がそろばんを習いました。初めにそろばんの作り(珠・枠・芯)について教えてもらった後、珠のさばき方や数の表し方を練習し、簡単な練習問題をやりました。
パソコンや電卓が主流の現代において、古くから我が国で用いられているそろばんを学習するのには、ねらいがあります。それは、数を表すための位取り(十進法)の仕組みを理解したり、五珠の合成や分解から、繰り上がりや繰り下がりの計算の仕方の理解を深めたりするためです。
3年生では、2時間学習しました。初めは苦労していた児童も、だんだんとコツをつかみ、楽しそうな様子が見られるようになりました。どの児童も集中して取り組み、教室にはパチパチとそろばんをはじく音が響いていました。
きっとそろばんの素晴らしさを感じてくれたことと思います。
成和中学校で体験入学・入学説明会がありました。6年生は歩いて出かけました。成和中学校に着くと、日之出小学校や旭小学校の児童もいました。
会では、成和中学校の校長先生の話の後、1年生による、中学校生活を題材にしたクイズや寸劇がありました。児童は、初めの緊張感が和らぎ、リラックスしていたようでした。
そして、教室に移って授業を体験しました。1組児童は、英語を体験し、いろいろなアクティビティを行いました。2組児童は、数学を体験し、トランプを使った「正の数・負の数」すごろくゲームを行いました。3組は、理科を体験し、静電気の性質を使った実験を行いました。どの授業も楽しい雰囲気の中で、盛り上がっていました。特に英語体験では、小学校で教科として取り組んでいるためか、英語に対する不安をあまり感じていないように思えました。
4月からの新しい生活に夢をふくらませてほしいと思いました。
校長先生のお話です。
成和中の校歌を聴きました。
英語の授業です。「ハイタッチ!」
数学の授業です。「プラス3、マイナス1」
理科の授業です。「ストローは回るかな?!」