6年生が、さまざまな職業の話を聞いたり体験したりして、働くことの素晴らしさや物づくり・サービス業の面白さについて学びました。講師は、福井商工会議所青年部の方々です。
児童は、「理学療法士(スポーツトレーナー)」「織物」「建築」「美容エステ」の4つの仕事グループに分かれて、話を伺いました。
「理学療法士」のグループでは、体の仕組みと効率よい動かし方について体験を通じて教えていただきました。「織物」のグループでは、いろんな国との商売の面白さや生地の違いについて話を聞いたり、民族衣装を着衣する経験をしたりしました。「建築」のグループでは、家の中にかくれている配管の話を聞いたり、部屋のデザインについて考えたりしました。「美容エステ」のグループでは、仕事を選んだ理由を聞いたり、ハンドマッサージを体験したりしました。
どの職業の方も、仕事を通して相手に喜んでもらうことをやりがいにしていると分かりました。
その後、それぞれの学級にもどって、学んだことを報告し合いました。将来の仕事に対する夢の幅が広がるといいです。
「理学療法士」グループです。
「織物」グループです。
「建築」グループです。
「美容エステ」グループです。
朝の活動の時間に、ふれあいタイムがありました。今回が6年生との最後の会になります。そこで、6年生を囲んで、グループごとに写真を撮りました。
その後で、6年生から次のリーダーとなる5年生へ、グループ番号を表示したうちわ(体育館集合の目印)と楽しいゲームを考えるヒントをまとめたファイルが引き継がれました。
6年生が最後に「今日で6年生が前に立って活動するふれあいタイムは最後になります。私たちが考えたゲームで楽しんでくれてありがとうございました。」とのあいさつを聞いて目頭が熱くなるとともに、教室がが少ししんみりとした雰囲気になりました。
逆に下級生から6年生へ感謝の思いは、6年生を送る会に向けて高まっていくのではないでしょうか。そんな予感がしたひとときでした。
令和6年を迎え、授業が再開しました。皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて、授業再開のこの日、全校朝礼が行われました。ここでは、1日に発災した能登半島地震や、2日に起きた羽田空港航空機衝突事故に触れざるを得ませんでした。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
この事案をふり返って、命を守る行動と、訓練の大切さについて話をしました。また、今回、家庭で非常持出袋を準備してなかった失敗談から、「転ばぬ先の杖」「備えあれば憂いなし」のことわざを引き合いに出し、災害に限らず、今やらなければならないことをしっかりやること、前もってやっておけば心配はいらないことを伝えました。
これらのニュースを見るたびに暗く沈んだ気持ちになりがちですが、児童には、被災者・被害者のことを案じつつも、笑顔で、元気に、精一杯日常を過ごすことが大事であると話しました。
朝礼の後、児童は各教室に入って、冬休みの話をしたり、課題をチェックしたりしました。
本校恒例、学級の黒板アートのひとつです。
今朝未明、嶺北地方に大雪警報が出されました。雪は、断続的に降り続きましたが、通常どおりの登校時間とし、児童は、安全に登校することができました。通勤前の慌ただしさの中、付き添いくださいました保護者の皆さま、ありがとうございました。全校朝礼では、事故なく登校できたことを喜び、自分や友だちの命を守る行動が日頃よりできていることをほめました。
下校時は、予定どおりの集団一斉下校でした。これまで、地区児童会の教室から外ばきをはいて、玄関から校門までノンストップで下校する訓練を行ってきました。今日はその成果がみられ、児童は、雪の中を、乱れることなくノンストップで登校班ごとに下校することができました。
児童からは「○○先生、さようなら。よいお年を」との声が交わされていました。
今年1年、「和田っ子 web日誌」をご覧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。